✻Rebirth✻

本音で生きる、ネコ科人間のblog。

心と体は繋がってる

この前の前の記事でうつ病の話を書いた。

その続編となると思う。

 

精神科に通院して16年経過したある日、突然断薬を思いついて実行した。

(しかし、絶対にお勧めはしない)

結果、通院の必要ないと判断し通院を辞めた。

断薬に慣れてきた後は体がスッキリしたような感覚にはなる。

だけど、完全にうつ病は治ってなかったと思う。

その状態で無理して通院せずに仕事してたので、また仕事を辞めて少し休むつもりがかなり長期に渡ったことがある。

完全に健康体だと思ったから仕事をしているのに、心外だった。

自分の体がなぜこんなにも言うことを訊かないのか、自分が嫌になった。

 

完全に仕事をせずに家にいる毎日を送った。

段々物が持てなくなったり、お手洗いまで歩いていくことが重労働に思えたりした。

ずっと寝たきり状態。外に行くことはほぼ無かった。

食事はネットスーパーで取り寄せて、自炊はほぼしないで冷凍食品をチンして1日に1食戴く。

 

体が弱っていくので原因をネットで調べてばかりいた。

そしてその分野を取り扱っている病院を回って歩いた。

俗にいう、ドクターショッピング

2年弱も病院を回って歩いたのに病名は1個も付かなかった。

その間、精神科も薦められて行ったことはあるけど、精神的な病気ではないと言われた。

今思うと、うつ病の尾を引きずっているけど自分で病気とは認識していない状態。

でも、無意識的にメンタルがとても弱い状態で仕事をするなど無理をしようとして体の機能が低下したのではないかと推測する。

 

体を自分の思うように動かせない日々の中で考えたことは、ネットで情報を仕入れるなどの操作はできるので、姿勢は寝たままの状態で、在宅勤務かつ簡単な仕事なら出来そうと思っていた。

今考えたら在宅だろうが通勤だろうがやることは変わらないので考えが甘かったとは思う。

 

この状態から脱することが出来たのは、自分で今出来る軽い運動から始めて、吸っていた煙草も辞めて、段々と体調を戻していった結果、仕事ができるようになるまで回復した。

 

つまりは心と体は繋がっているということが言いたい。

ダメな自分でも良いよーって認めない状態で、無理して仕事してハードワークで体に「働けよ(怒)」と鞭を打っても言うことを訊くわけがない。

私は人より感覚が敏感だからなのか、鞭を打ってそれに耐えられる体ではない。

 

結果的に何をしたら良かったか?

2年弱のドクターショッピングは大変だったけど、病院を回るよりはじっと家にいてうつ病だと認めて静養してたら良かった。

精神的に余裕がなかったから、病気を疑ってネットで調べることばかり考えていて、常に切迫していた。

外に出て日の光を浴びるとか自然を楽しむとかコーヒーの香りを楽しむとか、今出来ていることが当時は全く出来ていなかった。

 

どんな状況であれ、本人は苦しくても、そのままの状態で良いんだと思う。

この瞬間に困っていることはほぼ無い。

今この瞬間に心臓が止まる可能性は極めて低い。

お金がないと家賃、光熱費、食費に困るということはあるけど、確保されている状態なら無理に働かなくても良いと思う。

病気であるなら心の病気も体の病気も素直に認めて、静養が必要なら無理に仕事せず休むことが重要だと思っている。

これからももし体の状態が悪くなるようなことがあれば無理せず生きていきたい。